第2回 日本糸リフト協会総会に参加しました。

第2回 日本糸リフト協会総会に参加して

第2回日本糸リフト協会総会に参加し、糸リフト治療の変遷から最新の知見、実際の臨床テクニックまで幅広く学んでまいりました。

今回の総会では、「糸リフトの変遷と現状」や「治療効果と安全性」、さらに顔面解剖に基づくデザインや、中顔面バーティカルリフトなどの実践的な術式について、多くの知見を得ることができました。
糸リフトは、顔面のたるみに対する低侵襲治療として大きく発展してきました。当初は「切らないフェイスリフト」として物理的な牽引効果が注目されていましたが、現在では単純に引き上げるだけではなく、顔面解剖や加齢変化を理解した上で、適応を見極め、適切なデザイン・挿入層・糸の選択を行うことが、より自然で安全な結果につながることが改めて示されていました。
また、糸の種類や術式による違い、長期経過、合併症への対応などについても活発な議論が行われており、今後もエビデンスの蓄積と技術の発展が期待される分野であることを実感しました。

鈴木会長を中心に、各分野でご活躍されている先生方のご講演はいずれも大変示唆に富む内容であり、糸リフト治療を改めて基礎から見直す貴重な機会となりました。協会としてエビデンスの構築や安全な治療の普及に取り組まれている姿勢にも深く共感いたしました。

当院では、形成外科・美容外科の知見に基づき、解剖学的な理解を重視した糸リフト治療を行っております。流行や画一的な手技に頼るのではなく、お一人おひとりの状態に合わせた適応判断とデザイン、安全性を重視した施術を心掛けています。今回の総会で得られた最新の知見も日々の診療へ取り入れながら、より質の高い医療をご提供できるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。

SSCクリニック・SSCビューティークリニック
松本 敏明